訪問日:2021年7月8日
6080号は1949年に製造され、1971年から1978年の引退までの間荒川線を走っていた。
飛鳥山公園の一部は、日本の近代化の父渋沢栄一の旧邸宅であり、園内には博物館もある。
このD51も、渋沢がつくった旧日本鉄道の線路を走ったのだろうか。
王子駅で降りた人は、アスカルゴに乗ろう。都電や池袋からバスの人は、飛鳥山停留所のほうが便利かも。
訪問日:2021年10月4日
区立本駒込図書館を利用するために行ったところ、展示されているのを見つけた。
ここはかつて都電神明町車庫があった場所とのこと。6063号車もここの所属だったようだ*1。跡地は図書館のほか都営住宅、勤労福祉会館、幼稚園などになっている。
やはり目を引くのは、無蓋貨物車の乙2型だろう。わきにあった解説パネルに依れば、線路用の砕石輸送が主だったようだが一時期は野菜や魚介類も運んでいたらしい*2。
両者とも、風雨にさらされ保存状態はあまりよろしくない。
調べてみると、訪問した直後*3から公園の再整備工事が始まったようだ。本来は2020年着工だったものが延期されたとのことで、非常にラッキーであった。再整備後は車両も補修し屋根も設けるとのことで、末永くいい状態が保たれたまま公開され続けることを願いたい。
・都営バス上58系統「本駒込四丁目」または「本駒込五丁目」下車すぐ
・駒込駅より徒歩15分ほど
2020年も折り返しを過ぎ、7月ももうすぐ終わるところですが、皆様いかがおすごしでしょうか。
さて、ついに始まりましたね。2020年東京オリンピック。7月24日の開会式は感動しました。いやー、この目で見られてよかった。
記事書くのサボってたら終わっちゃったじゃねえかよ
…というのはさておき。
コロナウイルスの対策として北京地下鉄の一部路線で快速運転が実施されるようになった模様です。しかしネット上では情報が散乱しており把握しづらかったため、この記事を書きました。北京在住の知り合いなども介してそれなりに情報をまとめてみたつもりですが、情報の正確さは保障いたしかねますのでご容赦ください。
※出典としてTwitterやWeiboなどの投稿を引用しています。
快速運転が始まったのは、6号線、9号線、八通線、昌平線の4路線です。快速列車の運行形態は各路線ごとに特徴があります。
6号線は北京の市街地を東西に貫く路線で、通州副都心(北京城市副中心)へのアクセス路線として、そして1号線および八通線のバイパス線として機能しています。待避可能な駅もあり、快速運転に一役買っています。
快速列車(時刻表内▲)は3月31日から運行されており、朝は副都心方向(潞城方面)、夕方は逆方向で運行されています。日中時間帯の運行はありません。都心部では各駅に停車し、副都心の周辺部、青年路駅~郝家府駅間をノンストップで走ります。時刻表をよく見ると、快速の前を走る各駅停車(■と■)は途中駅で快速の通過待ちをしている、ということがわかります。このほか、途中駅止まりの列車(●と●)も設定され、乗客の分散を促しているのがわかります。
北京西駅を経由し、都心西部を南北に結ぶ9号線。上り(国家図書館駅方向)のみ、日中および夜の時間帯に各駅停車2本に対して1本の割合で運行されています(日中約10分間隔、夜間約15分間隔)。ターミナルの郭公荘駅を出発すると途中六里橋駅のみ停車し、北京西駅からは各駅に停車します(時刻表内数字○囲み)。2019年12月31日より運行しており、北京西駅の混雑緩和が目的みたいなので、もしかしたらコロナとはあまり関係がないかもしれません。
www.weibo.com※上記リンクが見られない場合はこちらから
両者は郊外と都心を結ぶ路線で、それぞれ通過駅が異なる列車を連続して走らせる、いわゆる千鳥停車方式を導入しています(おそらく3月24日から)。そしてその隙間に途中駅始終着の各駅停車を挟んでいる形で、なかなか複雑になっております。しかし、なぜか上り方向の快速列車は設定されてないようです(誤解だったらすみません)。それにしても昼間との本数の差がすごい。
北京地下鉄はコロナ禍を機に見違えるほどの輸送改善を行っていて、現地の市民の驚きを呼んでいる。
— 新空调硬座普快卧 (@YZ22_334251) 2020年3月31日
乗車率を可能な限り下げるために、輸送力の最大化を図っており、その中で「千鳥停車」「快速運転」が陸続と導入されている。千鳥停車は、効率の良い平行ダイヤを組むために短い駅間で行われている模様 pic.twitter.com/uEFM6UF0yP
これと同時に北京地下鉄では、一部路線について駅時刻表の公開も始めました。各駅に掲示されているほか、公式Webサイトでも閲覧できます。
ちなみに北京在住の知人いわく、こういった運行形態は東京メトロを参考にしたと言われているそうです(北京地下鉄の上層部が過去に視察に訪れたとのこと)
ほか、重慶の地下鉄でも快速運転がスタートしました(7月から?)。空港や重慶北駅を通る10号線、そして4号線~環状線の直通快速です。乗り換えが解消されるのはいいことですね。
10号線と4号線の直通運転を開始した重慶地下鉄。
— 平立剖 (@PingLiPou) 2020年7月23日
各停と急行の区別は上海とは違って普通列车と直快列车、まだ急行運転が浸透していない中国では大站车などの表記の方が乗客視線では分かりやすいだろうけど、これはこれでアリ。両者の色の違いにもう少し鮮明性が欲しいところ。
画像は微博から拝借 pic.twitter.com/TFIAmL1qIZ
中国ではほかに、上海(16号線)と広州(14号線、21号線:いずれも郊外路線)で快速運転が行われています。上海16号線では既存の快速に加え、6月18日から新たにノンストップ便の運行も開始したようです。
上海地下鉄の公式微信によると、午前に都心を出て午後に帰ってくるダイヤで、平日のみの運行。終点の滴水湖駅ではシャトルバスに接続し、滴水湖駅周辺の臨港新都市地区の生活やビジネスの利便性を向上させるねらいがあるようです。
2019年12月より、連雲港市で通勤列車も運行されているようです。近郊型のCRH6を充当しており、赤いラッピングも施されているもよう。
中国ではここ数年、とてつもない勢いで各都市の地下鉄が建設され、世界有数の地下鉄大国になりました。最近では地下鉄での快速運転や、国鉄の近郊路線整備など都市鉄道の多様化も進んでいます。中国の都市鉄道の発展にこれからも注目していきたいと思います。
今更だけど架空鉄道NAVIが閉鎖してる…。そして架空鉄道ジャンクションも更新を停止し、KatoWikiも、データ消失により閉鎖してしまったようだ。
いずれもインターネットにおいて存在感の大きい架空鉄道サイトだったが、概ね2020年を区切りとして終了することとなってしまった。ひとつの時代が終わったようで寂しさを感じる。管理者の方々、長い間お疲れさまでした。
閉鎖の理由としては、架鉄作品発表の場やコミュニティが多様化・分散化したのが大きいらしい。たしかに10年前のインターネットはWebサイトやブログが中心の時代という印象が強いが、今はもっぱらSNSの時代だ。2015年ごろにはもう、完全にTwitterがコミュニティの中心となっていたように思う。
dhasfaf.hateblo.jp
2年前に別のブログでこんな記事↑を書いてたけど、そういえば架空鉄道協会なんてのもありましたねえ(※二代目のほう)。とはいえ、Twitter発を含め同人活動が盛り上がっていたり、DiscordやMastodonといったサービスも登場したりとなんだかんだでTwitter一強ってわけでもないんだよね、と(だから多様化って書いてあるじゃないか)。そして忘れちゃいけないのが空想鉄道。これはグーグルマップ上にマイマップのように架空鉄道を引けるというサービスなんだけど、掲示板やチャット機能も備えておりそこで独自のコミュニティが形成されていて、興味深いですね。自分も空想鉄道さんにはお世話になってます。本当にありがたい。
iraonline.jimdofree.com ku-tetsu.net
ちなみにNAVIやジャンクションの実質的な後継サイトとしてKATEMATOというWikiがあるようです。デザインポータルサイトというのが特色があって面白いですね。
私もこういうサイトに載せられるようになる程度には架鉄製作をがんばりたいですね。
//2022年9月21日 架空鉄道ブログより移転
韓国のソウルに昔、サボテンストアという同人ショップがあった。2017年9月にソウルに行った時に立ち寄ってみたが、残念ながらその一月後に閉店してしまった。もちろんそんなこと全然しらなかったから、閉店前に行けてよかった。
場所は、地下鉄4号線の舎堂駅と梨水駅の中間、やや舎堂駅寄り。このあたりはゲーセンとかもある繁華街で結構にぎわっていた(郊外高速バスのターミナルでもあるらしい)。
ごめんなさい、店内の写真はありません。店の前にも韓国のギャルゲー?の看板があった*1けど何を思ったのか撮影しなかった。悔しい~!
日本から輸入したアニメ・漫画グッズや関連商品を中心に売られていたが、現地の同人誌とかも販売していたらしい。カフェも併設しており、注文した商品を畳の上に座って飲食できたりとなかなか興味深かった。
韓国でも同人イベントは頻繁に開催されているようで、この店でも主催していたもよう。ほかにも、S.I.D-Sound(Naverまとめで恐縮だが、ここに詳しい)という、現地の同人音楽サークルとも契約?していたっぽい(現在は近くの別店舗で取り扱っている模様)。今はどこで音源買えるのかなあ。
とにかく、ソウルでもかなり積極的に活動していたショップと思えるが、そんな店が閉まってしまう韓国の同人界隈。。。漫画の方はわからないけど、音楽の方はM2Uさんをはじめ素晴らしい作家さんがいらっしゃるので、もっとがんばってほしいし、日本でも広まってほしいと思います。
*1:ナムウィキで調べたらなんと見つかったゾ! でも、日本人のイラストレーターなのね。
訪問日:2019年3月9日
埼玉県久喜市に、久喜市菖蒲バスターミナルというバスターミナルがある。
モラージュやフォレオなど大規模商業施設にも近く、利便性は高い。とはいえ待合室以外に建物らしい建物もなく、しかも乗り入れる路線は、1日4往復の成田空港行き高速バスのみ(国際十王交通と千葉交通の共同)と寂しい状況。これは2017年10月のバスターミナル完成から2020年4月現在まで変わらない模様。しかも路線バスはモラージュ菖蒲内のバス停にしか乗り入れず、バスターミナルをスルー。これだったら、モラージュ菖蒲に直接乗り入れたほうがよかったんじゃなかろうか。実際バスターミナルの場所もわかりにくく、モラージュから行きやすいとはいえなかった。
菖蒲から東京都心に直通する高速バスなんかあってもいいんじゃないかと思ったのだが、菖蒲によく行く妹に聞いてみたところ「いらない」とのことだった。
それにしても、「久喜を経由します!」と大々的にアピールしておきながら実際久喜駅などは経由せず、中心部ではない(それどころかつい最近まで久喜市外だった)菖蒲を通るのみというのは、なんだかモヤモヤが残る。せめて久喜じゃなく菖蒲と書いておけば、紛らわしいことにもならなくて済むと思うが、余計なお世話か。
※時刻などは過去の情報なので、参考にしないようお願いします。
久喜市長のブログ記事によると、案の定圏央道開通に際し事業化されたとのこと。同時に区画整理も行い、その際周辺区域を市街化地域、要は商業地区として使えるように都市計画決定したとのこと。そして路線バスを運行する朝日自動車をはじめ他社にも働きかけているが、渋られている模様。
参考:都市計画審議会議事録
都市計画資料
議会だより(20P目)
そういえば、こちらも圏央道がらみだが、桶川駅・上尾駅と羽田空港を結ぶ高速バスも走っている(桶川駅前に乗り場も整備された)。こちらも一日4往復で、前に乗ったがかなり閑散としていた。採算が取れているのか心配になる。とはいえ圏央道開通でかなり便利になったと思う。
菖蒲バスターミナルもこれからもっと利用が増えてほしいものである。
おまけ
その後空港行きバスの設定は無くなった。現在は、ここを起点に大阪天王寺とを結ぶ格安系夜行バスが乗り入れている。相変わらず朝日バスなど一般路線バスの乗り入れはない。なんとも中ぶらりんなバスターミナルである…
もう半年くらい前の話ですが、JR東日本が山手線の電光掲示板の発車案内を、それまでの発車時刻表示から、到着まであと何分かを表示する方式に切り替えると発表しました。公式リリースによれば今年(2020年)7月までに山手線全駅でこの方式を導入するとされており、一部の駅ではすでに導入済みです。
このように発車まであと何分かを表示する方式は、海外の多くの地下鉄では一般的なものとなっているほか、日本でも地下鉄銀座線で導入されています。私もぜひ日本で導入してほしいと思っていましたし、この決定は理にかなっていると言えるでしょう。
さてこちらは2020年1月8日に上野駅で撮影したものです。
これの面白いところは、一方的に時刻表に基づいて表示しているのではなく、リアルタイムの運行状況と連動しているというところです(ホームの時刻表と照らし合わせて確かめました)。山手線では電車が遅れていると時刻欄が空白になってしまうことが多いのですが、その心配がないのです。これは大きな改善だと思います。詳細な時刻が表示されなくなるため、乗換案内アプリを利用する際は不便が生じてしまうという欠点もありますが、そもそも山手線のような路線において遅延という概念はあまり大きな意味をもたないので、そのあたりの整合性がとれたのではないかと。遅延隠しの温床になりかねないという懸念の声もあるでしょうが…。
またこのような方式は、列車を待つ必要のないほど本数の多い路線では有効ですが、本数がそこまで多くなく様々な行き先がある路線では却って不便で、時刻表示のほうがよいかもしれません。首都圏のJRなら、京浜東北線、中央・総武各駅停車、常磐線各駅停車あたりが限度でしょう。地下鉄においても、丸ノ内線や大江戸線、日比谷線といった行き先が概ね固定されている路線ならともかく、副都心線や浅草線のような複雑な運行系統をもつ路線では無理があると言えます。
いずれにせよこの方式が広まっていくのは確実です。これからの更なる利便性向上に期待しています。
参考記事:【鉄道業界インサイド】JR山手線のホーム発車標を「約○分後」表示に変更するメリットとは (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
枝久保達也さんの記事は興味深い内容が多く、しかもわかりやすくて定期的に巡回しています。私も枝久保さんのような記事を書けたらと思います。
※2018年3月時点での情報です。
台湾ではかつて、ナローゲージ(現地では「五分車」と呼ばれる。)の鉄道網が(主に西海岸南部に)縦横無尽に敷かれていました。一時期は高雄~台中を五分車だけで行き来できたりもしたそうです。主にサトウキビや木材の運搬を目的として運行していたそうですが、一部は旅客営業もしていたそうです。
そんな五分車も現在ではほとんどが廃止され、観光鉄道を除けば現役の路線はひとつだけとなってしまいました。台湾中部、雲林県虎尾を中心に走る「馬公厝線」という路線で、毎年冬から春にかけて、サトウキビ積込場と製糖工場との間を走っています。今回は虎尾中心部の線路で列車を撮影しましたので、ここで紹介させていただきます。
当日の旅は嘉義から区間車で…。2018年のランタンフェスティバルをやってたころですね。町中の朝食屋で揚げパンと豆乳を購入。
8時ごろ、斗南駅に到着。ここで虎尾行のバスに乗り換えです。
斗南駅前には五分車が展示されております。昔はここまで五分車が来ていたようです。
駅構内にあった禁煙通知看板。これは…。
虎尾行のバスは、駅前の臺西客運斗南站に発着しています。路線バスにしてはやけに車体が大きいですね。
こちらは虎尾のバスターミナル(臺西客運虎尾站)。高鐵雲林駅からも近いです。
虎尾站の付近はレトロな建物が残されており、スタバもありとなんだかオサレな感じ。
虎尾の市街地はこんな感じ。台湾の典型的な地方都市ですね。ここは斗六と並ぶ雲林県の中心的な都市で、地方裁判所がおかれています。
一部併用軌道みたいになってますが、クルマが停まってたり遊歩道みたいに歩けたりして、境界がよくわからんことになってますね。線路も2本敷かれていますが片方しか使われていないようです。
季節運行のため、看板やのぼりを用いて告知しています。
ぶらぶら歩いていると、台湾糖業(台糖)虎尾糖廠という工場にぶち当たります。広大な工場に隣接して旧虎尾駅があり、観光案内所も併設されているのですが、あいにく月曜日の訪問だったため閉まっていました。営業日は自転車も借りられるそうです。付近には台糖直営のスイーツショップもありましたがこちらも休業。みなさん魔の月曜日にはご注意を…
旧虎尾駅を中心に廃線跡がモニュメント的に残されている部分もあります。
その工場のすぐ南には虎尾渓なる川が流れており、鉄橋がかかっています。かつては斗南・斗六に向かう五分車が走っており、一時期は台中~高雄にまたがる「南北平行予備線」の一部をなしていたこともありました。よくみると線路が三本の三線軌条になっていますが、これはナローゲージに台湾国鉄の貨物列車が乗り入れていた名残です。
ちなみに。将来的には線路の一部を復活させ、斗南~虎尾~高鐵雲林を運行させる計画があるそうです。
そんなこんなで街をぶらぶらしてたら踏切に係員が。
どうやらもうすぐ列車が来るようです。五分車目当てで来る人はそれなりにいるのか、手際よく案内していただき、踏切で待つことになりました(その節はありがとうございました)。先客の方もいて、なんと日本人でした。職場の鉄道マニア3人での訪台ということで楽しそうな様子でした。
そんなこんなで列車が来るまで鉄道談議をしながら待っていると…
(゚∀゚)!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
撮影(写真と平行してスマホでビデオも撮っていた)に気を取られて列車をあまり見られんかった…
写真じゃうまく伝わりませんが、実際に見ると、ヘロヘロの軌道をいく小さな貨物列車は意外にも轟音をまき散らし、踏切の警報音も相まってとても迫力があります。ジョイント音もボギー車のガタンゴトン…という音とは違い独特のリズムを刻んでいます。日本を発ったときは予定に全く組み込んでいませんでしたが、突発的に来訪して正解でした。
遅ればせながら動画もアップロードいたしましたのでよろしければどうぞ(もっともYouTubeにはより高品質かつ充実した動画がたくさん上がっていますが…)
(2022/04/22追記)
列車が通り過ぎた後は何事もなかったかのようにバイクや自動車が線路を横切っていきました。この人たちは五分車をどう思っているのだろう。。。
さて撮影も終わり、4人で町中を歩きつつバスターミナルへ向かいました。3人は高鐵雲林からタクシーでここにきて、また雲林駅へ戻るとのことで、ちょうどそちらの方向に向かう停留所にバスが停まっていたので、そこから乗るよう勧めました。
そして自分は斗南駅に戻るバスを待っていたのですが、少しして係員と思しきオバサンが近づいてきて。
「高鐵雲林に行くバスが到着したよ」
…。
もしかしたら全然違うバスに乗せてしまったのかもしれません…いやはや、本当に申し訳なかったです。
JR東日本から発売されている、ぐんまワンデー世界遺産パス。2200円で群馬県の鉄道各線が大方乗り回せるという大変便利な乗車券です。先日これを使って旅行した際に、有効範囲の南限である深谷駅に近いこの地区で夜を明かしました。
深谷市の中部、深谷駅と籠原駅のちょうど中間あたりに、上柴ニュータウンと呼ばれる地区があります。いわゆるロードサイド型の店舗が立ち並ぶ郊外地域で、ショッピングモールのアリオ深谷を中心に店舗が立ち並んでいます。深谷商工会議所のWebサイトでは、中心市街地と並ぶ商業地域として紹介されています。アリオには図書館や市役所出張所といった市の公共施設が入居するほか、都市公園を挟んで赤十字病院も設置されており、生活環境は良さそうです。深谷駅とアリオとの間にはコミュニティバスのほか、アリオが運行する無料シャトルバスがあり、当地区の基幹交通になっています(ただし、いうまでもなくシャトルバスはアリオの営業時間に合わせた運行のため、朝の通勤時間帯には運行していません)。深谷市は全体的にバスの本数が少ないので、シャトルバスの存在は非常に大きいものと言えるでしょう。実際私も助かりました。ちなみに翌日朝は駅まで歩いたのですが、30分以上もかかりました。完全に自動車利用を想定した街になっていますね。歩くのはやめたほうがいいです、マジで。
さて、この日は深谷駅に20時ごろに到着し、20時10分に深谷駅を出るシャトルバスに乗りました。これを公共交通的に使っているひとは果たしてどれくらいいるのでしょうか。マカオではカジノが運行するシャトルバスが市民に使われていると聞きますし、詳しく調べてみるのも面白そうです。
次回に続きます。
この記事では、株式会社アートディンクより発売された鉄道経営シミュレーションゲーム「A列車で行こう The 21st Century」のサウンドトラックなどに関する内容を取り上げる。
内容の正確性は保証しないので、その辺りはご容赦いただきたい。
ニコニコ大百科での紹介記事
A列車で行こうシリーズ ポータルサイト(公式)
A列車で行こう The 21st Century(A21C)は、2001年発売のPS2向けソフト「A列車で行こう2001」のPC移植版として2003年に発売された。サウンドトラックの楽曲は2001や、2000年発売の「A列車で行こう6」と共通するものも多い。作曲者は、街角の女のみ西田幸士郎、その他は吉田敦とのこと(atwiki準拠。エンディング映像では、サウンド:仁志田竜司 と記載されている)。
みんなで決めるゲーム音楽ベスト100まとめwiki A列車で行こう6/2001(atwiki)
みんなで決めるゲーム音楽ベスト100まとめwiki A列車で行こうIV EVOLUTION(atwiki)
A列車で行こうBGM(えくせれんとえくすぷれす)
A列車で行こう6 サウンドトラック(駿河屋)
A列車で行こう SERIES MUSIC BEST(エビテン)
A列車で行こう3D オリジナルサウンドトラック(ARTDINK公式)
ゲームディスクを挿入した状態でCD取り込みソフトを起動すると、ソフトに音楽ファイルが認識され、取り込むことができる。私はWindows Media Playerを使用したが、別のCDとして認識されるようで、表示されるトラック名が実際と異なる。曲名一覧は下表に付す。 なおiTunesを使用した場合、トラック01がゲームデータ、トラック02以降が音楽ファイルと認識されてしまうため、おすすめできない。
曲順 | タイトル | 場面 |
01 | New century | オープニング |
02 | Rush hour(ラッシュアワー) | チュートリアル |
03 | A6 Theme ~4freshmens version~ | 車両入れ替え |
04 | Welcome To New City(1)※ | 不明 (A6では開通式ファンファーレ) |
05 | Welcome To New City(2)※ | |
06 | Door | 田舎朝 |
07 | Kitchen | 田舎昼 |
08 | Yellow Wave | 田舎夕 |
09 | Fukurou | 田舎夜 |
10 | Morning Wind | 住宅朝 |
11 | Letter From Father(父からの手紙) | 住宅昼 |
12 | Catfood(キャットフード) | 住宅夕 |
13 | Silent Road | 住宅夜 |
14 | Shinin' Crossing※※ | 都会朝 |
15 | Sandwitch Shop On Park Avenue(公園通りのサンドウィッチ屋) | 都会昼 |
16 | Moon Tears | 都会夕 |
17 | Don't Forget Your Smile | 都会夜 |
18 | Court Town | 工場朝 |
19 | SOTO DE OBENTO | 工場昼 |
20 | BANSHAKU(晩酌) | 工場夕 |
21 | Python(パイソン) | 工場夜 |
22 | OJISAN NO ONIGIRI | 工場昼? |
23 | ASAMOYA(朝靄) | 都会朝? |
24 | MACHIKADO NO ONNA(街角の女) -2001 edit- | 不明 |
※1つの楽曲が2分割されている。ここでは便宜的に括弧付き数字を付け加えた。
※※一部では"Shinin' Clossing"の表記もみられるが、ここでは公式サイトの表記に従った。
エンディング音楽はA列車で行こう6と同じく「HOHOEMI(夕日の向こうの微笑み)」が使われている。
各マップのセーブデータファイル(gamedata(マップ番号).dat)は、大方の場合
"C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\ARTDINK\A21C\save"
に保存されている。自作のプレイデータをインターネットなどで配布する時などに活用されたい。
参考リンク(MSコミュニティ)
中国の大連と韓国の仁川のあいだに運航されている、大仁フェリーに乗ってみました。
※乗船の際は自己責任でお願いします。損害などがあっても当記事の筆者は責任を負いません。また、当記事の情報は2019年4月1日現在のものです。
ネットで調べてみると仁川発の情報は結構あるのですが、大連発の情報がなさすぎて予約に苦労しました。運営は韓国企業ですが、大連からの場合中国語でのやり取りが前提となります。電話で予約したら、中国語と英語が通じました。韓国語が通じるかはわかりません。電話番号は失念してしまったので、Baiduあたりで検索いただければと思います。またCtrip(中国語版。Trip.comでの取り扱いは無し)でも予約できます。おそらくここで予約するのが最も確実でしょう。ハングルのみの公式HPでは、ほかにSMSやWeb会員、スマホアプリなども紹介されていましたが、このうちアプリでは大連発片道を予約できなかったので、もしかしたら韓国側じゃ大連発の予約に対応してない可能性もあります。乗ったときは空席もそこそこあったので、繁忙期でもない限りは当日港で直接買ってもよさそうです。
国際フェリーターミナルの最寄りバス停は「码头」。11路(人民広場)、13路(大連駅)、708路(中山広場、西安路)のバスが通じています。バス停を降りると、右手に国内線フェリーターミナルがありますが、国際線はこちらではなく、路面電車が展示されている方向になります。
もとは沖縄の有村産業が所有していた船なので、その雰囲気が感じられます。日本語表記も一部残っています。
Wi-Fiはありませんが、充電スポットはあります。万が一盗難の可能性を考えて使いませんでしたが(中部空港で寝てたらカメラを盗られた経験があるので)。
夕食(写真)、朝食ともに35元?くらい(うろ覚え)。味はまずまず。ビールは別売りです(13元くらい?)。奥のお椀の下に蓮根の煮つけが隠れてたけどケンチャナヨ。
仁川港フェリーターミナルには24番のバスが通じており、水仁線新浦駅、1号線東仁川駅に行けます。最終目的地は富川で、私は途中の三山体育館で降りて漫画博物館に行きました。その話は後日。
妹の運転免許合格祝いに、家族でスキーに行ってきました。場所は、新潟県の湯沢です。朝の高速道路渋滞を避けるため、前日に現地で一泊することになりました。
で、宿泊したのがこちら。
外観の写真を撮り忘れた(汗)ということで内装ですが。岩原スキー場の目の前にあるリゾートマンション「ラ・ベルビュー」の一室で、Airbnbを利用しました。湯沢にはバブル時代に建てられたリゾートマンションが余るほどあり、安いものだと1室50万円くらいからあるそうです。ただし管理費が年3万かかるそうですが…
ソファーベッドで寝ました。
1階の共有スペース。誰もいなかった。
ここから車で2キロほど走り、「湯沢中里スノーリゾート」に到着。このスキー場はJR上越線越後中里駅と直結しており、東側の改札口が、「スキーセンター」というビルにつながっています。スキーセンターには土産物屋やレストラン、休憩所、さらにはスキー利用者は無料で入れる大浴場が設けられています。
また、休憩所として43系客車などが並んでいます。その数16両。ただし、すべての車両が開放されているわけではなく、物置に使われていたり、団体客専用になっている車両もあります。ブルートレインと書かれていましたが、車体が青いだけで寝台車ではありませんでした。
車内の様子。座席車のほか座敷に改造された車両もあります。車両自体がぼろいうえ、靴に付着した雪が入り込み濡れているため、正直快適とは言えなかったですね…。
リフトの残骸など。こういうの好きな方多いのでは?ロープウェイは営業してませんが。
電車の本数はかなり少ないです。上り水上方面に至っては1日5本。県境、もとい国境だから仕方ないですね。越後湯沢・長岡方面は当駅始発もあり若干の利便性は確保されている感じです。ですがやはり少なすぎるせいか、スキー客を見込んだ臨時列車も多数走っていました。見た感じ、越後湯沢で新幹線に乗り換える人が多そうですね。
スキーセンターに直結する改札口。窓口がありますが無人駅です。メインの駅舎は反対側にあり、土樽地区の市街に面しています。
駅通路。
反対側の駅舎に置かれている簡易券売機です。1660円区間までのきっぷを販売しています。興味本位で200円区間の小人きっぷを買ってみました。一般的な自動券売機とインクや用紙が若干違うような気がします。また、見づらいですが、券面に○ムと書かれています。無人駅やきっぷ販売を近隣商店などに委託している駅で買うとこうなります。「買替」という制度上の扱いが関係しているようです。詳しいことはほかのサイトに投げます。
運賃表を拡大したものです。需要があるかは知りませんが載せておきます。
駅名標も新しいタイプのものになっていました。でも外国人はそれほど多くなかったですね。コースが初級者向け主体というのも関係しているのではないでしょうか。
列車が来たので撮影。やはりスキー客らしき家族連れが数組乗り込んでいきました。
最後にシャトルバス関連で〆ます。運行は南越後観光バスが担当しています。長岡を拠点とする越後交通の傘下です。ラ・ベルビュー方面にも走ってるんですねえ…。
お読みいただきありがとうございました。
今回は、JR北海道千歳線の朝の通勤ラッシュについて取り上げます。
コロナ前の2018年の記事ですので参考程度にご覧ください。また、具体的数値に基づいたものではなく乗車した体感と印象に依るものとなりますのでご了承ください。
苫小牧7時ちょうど発の普通・手稲行きに乗車。車両は、ロングシートの733系と転換クロスシートの721系を連結した6両編成。写真にも見えますが721系はデッキがついており、あまり通勤に向いた構造ではありません。721系のほうに乗りましたが、苫小牧発車の時点で座席の8割ほどが埋まっていました。
列車は苫小牧を出、室蘭本線・千歳線を進みます。まず沿線随一の主要駅千歳でそこそこ乗ってきて、ここで立ち客がでてきました。
ついで恵庭を過ぎ、快速通過駅の恵み野で意外にも乗ってきました。私は座席を立つことにしました。
北広島駅ではホームに並ぶ多数の通勤客が見え、混雑地獄が始まることを告げていました。とくにデッキの混雑がひどいと感じました。
上野幌や島松といった快速通過駅でもそこそこ乗ってくるのが以外に感じました。駅と駅の間は住宅もないようなところがあったりしますが、駅周辺は都市化が進んでいるのでしょうか。
新札幌で結構おりましたが、その半分くらいの乗客が乗ってきました。
白石でも結構乗りました。車掌が「車内込み合いまして、恐れ入ります」とアナウンスを入れるほどです。乗車率は明らかに100%を越えていますが、721系のほうが乗客を詰め込める構造でない分、余裕あるようにも見えました。
苗穂⇒札幌が最混雑区間と感じました。体感で乗車率は130%を超えてそうだと思いました。
編成真ん中の連結部に行ってみると、乗客は少ないのですが貫通扉やそのまわりに虫がくっつきまくっているのがわかりました。正直どうかと思いました。
札幌到着は08時09分。エスカレーターや階段が詰まるほど。
また、ほぼ同時刻のホームライナーも乗車率が高いです。
他の普通列車の混雑の様子も見てみました。
0820発快速エアポート空港行き(小樽⇒札幌各停)大混雑。150パーくらい?
0816発普通江別行き 立ち客多数。
0827発普通苫小牧行き 後ろ3両のキハ201は札幌で切り離し。130パーくらい?
学園都市線721は若干空いていました。ただしピークの後だったこともありそうです。
滝川始発手稲行き(札幌830発)かなり降りてきた。
江別始発札幌830終着のも、ドア口に人が溜まってかなり混んでる。東京のラッシュ時私鉄の各停くらいにはこんでるかな?
苫小牧始発、札幌8時43分発小樽行きは721系の6両でしたが、札幌到着が比較的遅いためかこれは比較的空いてるように見えました。
岩見沢発の札幌840着の列車も同じ編成で混雑も同程度。
感想としては、前述しましたが快速エアポートの通過する恵み野、島松、上野幌などの乗車が意外と多かったのが驚きでした。苫小牧や千歳など始発のある駅はともかく、恵庭や北広島あたりだと着席できない可能性が高く、そのわりに長時間通勤になるので大変そうだと思いました。
3ドアロングシートでこの有り様なので、2ドアの711系や721系が中心的に使われていたころはよほど酷かったのだろうと思います。711系は途中で3ドア化工事が施行される車両も登場しました。
最後に函館本線の満員電車の到着する様子の動画をご覧いただき記事を締めたいと思います。ひどい文章ですがお読みいただきありがとうございました。
(最終更新 2022/04/22)
中国関連記事第二弾。今回は、高架を走る地下鉄、3・4号線共用区間です。特記なき電車写真は宝山路にて撮影。
上海地下鉄3号線は郊外路線、4号線は市内環状路線とそれぞれ異なる役割を果たしている路線ですが、一部区間(虹橋路~宝山路)では線路を共有しています。東京の山手線と京浜東北線のようなものと言えばわかりやすいでしょうか。ですが、線路が分離されている山手・京浜東北と違い、ここでは両線が線路を共有しているのです。東京メトロ有楽町線・副都心線和光市~小竹向原と同じですね。
ただ、有楽町線・副都心線は郊外区間で共用しているからまだマシなものの、こちらは中心部に近い区間で共用しているので、ラッシュ時は相当な列車が走るわけです。実際、駅手前で詰まる電車を幾度か目撃しました。いろいろ調べていると、上海在住の日本人の方によるブログ記事が出てきました。
上海地下鉄4号線は環状運転を諦めるべし|上海ワルツ NEW
一時は3号線を上海駅発着にして、上海駅~宝山路を複々線にする計画もあったそうで。結局のところは現状維持ということになったのでしょう。とはいえ、同ブログには
上海地下鉄4号線内周りは朝のラッシュ時に外回りの2倍も運行されている
という記事もありまして、もう、地下線でも作って完全に分離したほうがよいのでは?と思えてきますね。とりあえず、次に行ったときはラッシュ時の様子も見ておくべきかな。
共用区間の端にある宝山路駅は上海駅のひとつ隣で、周辺には国鉄の車両留置線や鉄道博物館、鉄道出版社といった施設が軒を連ねています。今回そこに行こうと思い、中山公園から乗り込みました。前回記事で紹介した2号線は、ほとんどの区間が地下で地上に顔を出すのはつゆほどしかなく、混雑は激しいわ時間はかかるわで大変面白みに欠ける路線なのですが、こちらは高架区間を走るのが大変気持ち良く、無駄に往復してしまいました。
ところでこの路線、設備を共有していることもあり、双方の路線の車両が同じ乗り場に入線します。当然誤乗もあるわけなので、お互いの車両にぞれぞれ路線名ステッカーを貼ることで乗客に誤乗防止を促しています。また、3・4号線の車両は色も形も違うので、意識してみれば誤乗は避けやすいといえるでしょう。なお、3号線は黄色、4号線は紫をラインカラーとしています。列車は6両編成で運行されています。
ところが。現地に行くまで知らなかったのですが、どうやら新型車両がデビューしていたようなのです。帰国後Wikipediaで調べたところ、2014~2015年にかけて導入されたとのこと。
中文版Wikipediaによれば、形式名は03A02(3号線)/04A02(4号線)。ちなみに、旧来の車両は03A01/04A01と呼ばれており、かつては前者がAC03、後者がAC05と呼ばれていました。両者の違いは、車体に路線名ステッカーが貼ってあることだけです。旧来の車両と違い内装も一緒なので、慣れない人は誤乗してしまうかもしれません。やっぱり副都心線じゃねーか
さて、宝山路で降りて鉄道博物館に向かいます。が…閉館日でしたとさ(月曜定休)。いや、夏休み期間は月曜でも開いてる日があるよ~って公式サイトに書いてあったんですが、ダメでしたね…。
鉄道書店にも行ってみました。中国鉄道出版社の運営する書店で、建設規定や電気設備など、従事者向けの専門書、とくに技術書が多かったですが、中にはSLの写真集や、意外なことに絵本などもありました。基本的に職員向けの書店なので当たり前ではありますが、実はここに限らず、新華書店をはじめ多くの書店でも鉄道コーナーのラインナップは技術書が中心で、趣味者向けの書籍は写真集や「乗り物図鑑」的なものを除きほとんど見当たりませんでした。中国の鉄道が現在進行形で発展と拡大を続ける現状、仕方ないのかもしれませんが。
さて、鉄道書店で内部向けと思われる路線図を買ってみました。貨物用と旅客用、それぞれ30元で計60元となりました。中国全土の鉄道網が掲載されているのですが、中には台湾島の路線も。
ちなみに、人民広場の城市規画展示館も同様に閉館していたので、次行ったときに再挑戦ですね。
文章が全体的にgdgdですが今回はこれで。