JR東日本から発売されている、ぐんまワンデー世界遺産パス。2200円で群馬県の鉄道各線が大方乗り回せるという大変便利な乗車券です。先日これを使って旅行した際に、有効範囲の南限である深谷駅に近いこの地区で夜を明かしました。
深谷市の中部、深谷駅と籠原駅のちょうど中間あたりに、上柴ニュータウンと呼ばれる地区があります。いわゆるロードサイド型の店舗が立ち並ぶ郊外地域で、ショッピングモールのアリオ深谷を中心に店舗が立ち並んでいます。深谷商工会議所のWebサイトでは、中心市街地と並ぶ商業地域として紹介されています。アリオには図書館や市役所出張所といった市の公共施設が入居するほか、都市公園を挟んで赤十字病院も設置されており、生活環境は良さそうです。深谷駅とアリオとの間にはコミュニティバスのほか、アリオが運行する無料シャトルバスがあり、当地区の基幹交通になっています(ただし、いうまでもなくシャトルバスはアリオの営業時間に合わせた運行のため、朝の通勤時間帯には運行していません)。深谷市は全体的にバスの本数が少ないので、シャトルバスの存在は非常に大きいものと言えるでしょう。実際私も助かりました。ちなみに翌日朝は駅まで歩いたのですが、30分以上もかかりました。完全に自動車利用を想定した街になっていますね。歩くのはやめたほうがいいです、マジで。
さて、この日は深谷駅に20時ごろに到着し、20時10分に深谷駅を出るシャトルバスに乗りました。これを公共交通的に使っているひとは果たしてどれくらいいるのでしょうか。マカオではカジノが運行するシャトルバスが市民に使われていると聞きますし、詳しく調べてみるのも面白そうです。
次回に続きます。