先日、神奈川の友人と横浜で会いました。横浜駅の近くでご飯を食べてから、おすすめの銭湯があるということで、帰宅ラッシュの地下鉄に乗り南のほうへ向かいました。
上大岡で降り、京急の線路に沿って北上すること15分、目的地が見えてきました。ちなみに現地に着いて気づいたのですが、上大岡のひとつ手前の弘明寺駅のほうが近いみたいですね。
というわけでみうら湯に到着。京急の高架線脇というすごい立地でますが、看板で察しがつくように京急グループの店舗なんですね。おそらく線路を高架化した際の用地を転用したのではないかと。
さてこのみうら湯、黒湯温泉で人気だそうで、友人もそこをオススメポイントとして挙げていました。文字通り黒いお湯なのですが、温度が低めのぬるい温泉で、ずっと入っていられる気持ちよさです。東京南部~横浜近辺ではけっこう噴出するみたいで、駅から歩いている際に目に入った近場の極楽湯の広告でも黒湯をアピールしていました。横浜市北部、東横線綱島駅エリアにある綱島温泉などもこれだそうです。
館内にも説明書きがあります。地表より150mの地点からくみ上げているとのことですが、海や川が近いからこの浅さなのか。その辺は詳しくないのでよくわかりませんが。
温泉だけではなく、最近のスーパー銭湯では当たり前となったレストランや理容室、マッサージ、ネイルサロンにエステ、漫画スペース、そしてコインランドリーまで完備された複合施設となっています。退店しない限りは何度でも浴室に入ることができ、1日中すごすことも可能です。またこの日は天井にランタン?がぶらさげられていました。
館内図を見ると、スーパー銭湯にしては珍しく、建物が比較的細長い形に見えます。脱衣所の上部がちょうど京急線の線路になっているんですね。
さて、前述のように京急グループの施設であることから、各所に京急要素があり、鉄道ファン的にはそこが面白ポイントでもあります。
京急タクシーの直通呼び出し電話があったり…
案内看板にけいきゅんがいたり、書式にも京急風味を感じたり…
近くには桜の名所があり、往復切符も用意されているようです。
というわけで、帰りは川沿いの桜を見物しながら弘明寺駅まで歩きました。住宅街なせいかライトアップもされていないのは残念ですが、雰囲気はあってなかなかオツなものでした。
お読みいただきありがとうございました。