長月研究所の日記

鉄道をはじめとする交通や、旅行のことを中心に書いています。月1更新が目標。

財布を忘れて南東北旅行:只見線編

南東北旅行に行ったが財布を忘れてスマホ18きっぷだけで乗り切った旅行記です。

前回はこちら

dhasfaf.hateblo.jp

今回は只見線編。もともと2日目は須賀川にある特撮アーカイブに行く予定だった。しかしここは須賀川駅から1日3本しかないバスに乗っていかなくてはならず、財布が無いので乗れない。というわけでやむなく予定を変更して只見線に乗りに行ったのでした。

朝5時台の会津若松。若松から小出まで出られる便は1日に3本しかないうえ、始発に乗らないと当日中に帰宅できないというあたりが、すごくローカル線。

6時8分の小出行き始発。朝早くにもかかわらず、単行の列車は観光客(と若干の高校生)で座席が埋まっていた。運航が再開されてから観光客で混雑していると聞いていたが、ここまでとは思わなかった。皆さん朝早くからお疲れ様です。しばらく乗ってるうちに空席を見つけ、しばしの睡眠。

西若松でAIZUマウント…ではなく始発の若松行き鈍行とすれ違い。

その後に撮った写真が会津宮下なので、その手前あたりまで寝ていたみたい。

そして車窓には絶景が!確かにこれは、観光客が殺到するのもうなずける。

会津川口でしばしの停車。腹が減ったので駅構内の売店でどら焼きを購入。それにしてもキハE120国鉄色の似合わなさといったら。なまじ只見色が似合ってるだけに。。。

てかどら焼きの写真が食い終わった後のしか無いんだけど。

会津川口を出てからも変わらず絶景の中を走るが、写真だと魅力が伝わりづらい…ここはぜひ読者のみなさんにも乗車して体感していただきたいところ。

そして只見でもしばしの停車。駅前をぶらつき、展示されているSLを見に行ったら危うく置いていかれそうになった。
C58 244は1972年…つまり50年以上前からこの地に置かれているらしい。一ノ関や尻内(八戸)など東北に長くいたようだ*1

只見駅には小さな展示スペースが併設されていた。地元に愛される只見線会津田島に行くバスもあるようだ。

只見を過ぎると、只見川を離れ長大トンネルを延々と走り、30分かけて隣の大白川へ(昔は田子倉駅もあったけど)。破間川(あぶるまと読むらしい。読めねえよ)に沿って走るとだんだん開けてきて、終点小出はすぐそこ。

乗換の時間があるので小出をぶらぶらしてみる。閑散としているものの、市街地の規模はそこそこあるし、車が通るのも多数みかける。

この後は上越線高崎線をひたすら南下して帰宅。

越後湯沢で珍しい形状の信号機を見かけた。

そして、水上でぶらぶらしてたら時刻を間違えて電車が行ってしまい、1時間待ちぼうけをくらった。仕方がないのでどら焼き(きょう2回目)とビールを飲んだ。写真は水上駅前の軒並みを裏側から。構造が面白い。

四季島にも出会えたので、悪いことばかりじゃなかったけど。乗務員さんや乗客のみなさんが手を振ってくれた。

おわり。