長月研究所の日記

鉄道をはじめとする交通や、旅行のことを中心に書いています。月1更新が目標。

札幌の通勤電車 千歳線・朝の混雑模様 2018年

今回は、JR北海道千歳線の朝の通勤ラッシュについて取り上げます。

コロナ前の2018年の記事ですので参考程度にご覧ください。また、具体的数値に基づいたものではなく乗車した体感と印象に依るものとなりますのでご了承ください。

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始まりは苫小牧駅から。当日は八戸から夜行フェリーで渡道した

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苫小牧7時ちょうど発の普通・手稲行きに乗車。車両は、ロングシートの733系と転換クロスシートの721系を連結した6両編成。写真にも見えますが721系はデッキがついており、あまり通勤に向いた構造ではありません。721系のほうに乗りましたが、苫小牧発車の時点で座席の8割ほどが埋まっていました。

列車は苫小牧を出、室蘭本線千歳線を進みます。まず沿線随一の主要駅千歳でそこそこ乗ってきて、ここで立ち客がでてきました。

ついで恵庭を過ぎ、快速通過駅の恵み野で意外にも乗ってきました。私は座席を立つことにしました。

北広島駅ではホームに並ぶ多数の通勤客が見え、混雑地獄が始まることを告げていました。とくにデッキの混雑がひどいと感じました。

上野幌や島松といった快速通過駅でもそこそこ乗ってくるのが以外に感じました。駅と駅の間は住宅もないようなところがあったりしますが、駅周辺は都市化が進んでいるのでしょうか。

新札幌で結構おりましたが、その半分くらいの乗客が乗ってきました。

白石でも結構乗りました。車掌が「車内込み合いまして、恐れ入ります」とアナウンスを入れるほどです。乗車率は明らかに100%を越えていますが、721系のほうが乗客を詰め込める構造でない分、余裕あるようにも見えました。

苗穂⇒札幌が最混雑区間と感じました。体感で乗車率は130%を超えてそうだと思いました。

編成真ん中の連結部に行ってみると、乗客は少ないのですが貫通扉やそのまわりに虫がくっつきまくっているのがわかりました。正直どうかと思いました。

札幌到着は08時09分。エスカレーターや階段が詰まるほど。

また、ほぼ同時刻のホームライナーも乗車率が高いです。

他の普通列車の混雑の様子も見てみました。

0820発快速エアポート空港行き(小樽⇒札幌各停)大混雑。150パーくらい?

0816発普通江別行き 立ち客多数。

0827発普通苫小牧行き 後ろ3両のキハ201は札幌で切り離し。130パーくらい?

学園都市線721は若干空いていました。ただしピークの後だったこともありそうです。

滝川始発手稲行き(札幌830発)かなり降りてきた。

江別始発札幌830終着のも、ドア口に人が溜まってかなり混んでる。東京のラッシュ時私鉄の各停くらいにはこんでるかな?

苫小牧始発、札幌8時43分発小樽行きは721系の6両でしたが、札幌到着が比較的遅いためかこれは比較的空いてるように見えました。

岩見沢発の札幌840着の列車も同じ編成で混雑も同程度。

感想としては、前述しましたが快速エアポートの通過する恵み野、島松、上野幌などの乗車が意外と多かったのが驚きでした。苫小牧や千歳など始発のある駅はともかく、恵庭や北広島あたりだと着席できない可能性が高く、そのわりに長時間通勤になるので大変そうだと思いました。
3ドアロングシートでこの有り様なので、2ドアの711系や721系が中心的に使われていたころはよほど酷かったのだろうと思います。711系は途中で3ドア化工事が施行される車両も登場しました。

最後に函館本線の満員電車の到着する様子の動画をご覧いただき記事を締めたいと思います。ひどい文章ですがお読みいただきありがとうございました。

 

(最終更新 2022/04/22)