長月研究所の日記

鉄道をはじめとする交通や、旅行のことを中心に書いています。月1更新が目標。

かつしか菖蒲めぐりバス

毎年5月~6月ごろ、東京都葛飾区の堀切菖蒲園では色とりどりのアヤメが見ごろを迎えます。それに合わせてかつしか菖蒲まつりが開催されており、普段は地味なこの下町もにぎわいを見せます。

この記事ではその菖蒲まつり…の時だけ走る臨時のバス路線を取り上げます。なお、データは2022年時点のものです。現在では情報が変わっている可能性がありますためご了承ください。

堀切菖蒲園駅前。この日は道路を封鎖して踊りの大会をしていたようです。

徒歩で堀切菖蒲園に移動。ここからバスが出ています。30分間隔で運行されています。

普段ここにバスは来ないのですが、「予約バス専用駐車場」の場所に、臨時で停留所が設けられていました。駐車場自体は、小さい広場みたいなスペースを活用した小規模なもので、荒川沿いの道路に隣接して設けられていました。

路線図です。このバスは普段走っている路線バスとはことなり、数キロ離れた複数のスポットをノンストップで結ぶというものです。堀切菖蒲園を起点に「しばられ地蔵」(水元公園近く)、「金町駅」(降車のみ)、「柴又帝釈天」、「亀有駅」を経由して、堀切菖蒲園に戻ってくるというルートになっています。車両は京成バス金町営業所のもので、子会社の京成タウンバスが走っている堀切地区での営業は珍しいです。

車内の案内表示。堀切菖蒲園の次のバス停、「しばられ地蔵」で降りました。

車両は特別ラッピング仕様でした。菖蒲まつりの名のとおり、菖蒲を基調に名所や祭りをあしらったものになっています。

バス停の名前にもなっているしばられ地蔵。地蔵様に縄がぐるぐると巻き付いており、姿が隠れてしまっています。

少し歩くと水元公園があります。こちらも綺麗に菖蒲などの花が咲いており、とても気持ちのいい公園でした。