長月研究所の日記

主に趣味について(交通やゲームなど)書いています

上海地下鉄2号線 朝ラッシュ時間帯の混雑

中国に行ってきたので、関連する記事をいくらか書きたいと思います。今回は、上海地下鉄(上海轨道交通)2号線の通勤混雑についてです。

結論からいうとかなり混んでるので、大きな荷物がある場合は避けるべき、そうでなくとも、乗らないほうが無難でしょう。飛行機の時間と被る場合は、バスやリニアなどの利用もお勧めします。夕方~夜間もなかなかの混雑なので、ご注意を。

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上海2号線ってどんな路線?

この路線は国家コンベンションセンター最寄りの「徐涇東」と「浦東国際空港」とを結び、途中、「虹橋国際空港」や、高速鉄道のターミナルである「上海虹橋駅」、繁華街の「南京東路」、政治の中心である「人民広場」、浦東の開発地区に位置する「陸家嘴」といった主要な駅を経由します。ラインカラーは浅緑。上海の地下鉄路線のなかでは、利用者数の多い路線の1つといえるでしょう。 

運行形態としては、途中の「広蘭路」を境に系統が分断されており、徐涇東~人民広場~広蘭路が8両、広蘭路~浦東国際空港が4両となっています(ただし通勤時間帯に限り、浦東国際空港方面の隣駅「唐鎮」始発の8両列車も運行されます)。前者のうち約半数は、虹橋空港手前の「淞虹路」までの運行です。後者は運行時間が6時~22時(始発駅発時刻)の運行となっており、注意が必要です。また、夕方には淞虹路方面からの龍陽路止まりがいくつかあります。運転間隔は双方とも大きくは変わらず、朝は1~3分おきと文字通り待たずに乗車でき、昼間も3~4分おきと高頻度です(東京より頻発している印象があるのですが、数値上は特に変わらない模様)。

なお、2019年4月のダイヤ改正より、朝の一部を除き広蘭路での分断が基本的になくなりました。

さて、2018年8月21日(月)に朝ラッシュの電車に乗りましたので、混雑の様子を報告いたします。区間は、川沙→中山公園です。川沙近辺は住宅団地が建ち並ぶ典型的なベッドタウンで、宿泊施設や商業施設なども充実しており(安いYHもあります)、空港の近くに宿泊したいという方や、上海の郊外の様子を知りたいという方にオススメです。 

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夜の商店街

【川沙~広蘭路】

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朝の川沙駅周辺。奥はショッピングセンターらしい

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朝の川沙駅ホーム

時刻は7時50分ころ。広蘭路行きに乗車します。ホームは人であふれていました。電光掲示板には「次の電車は7分後」との旨が表示されており、「ホームにはかなり人がいるのに、そんなに待たなきゃなのか…」と思ったのもつかの間、実際には2分と経たずに来ました。車内は座席が埋まる程度の乗客でしたが、ここで大量に乗車し、列車は満員に。最後尾車両に乗車しました。

続いて、華夏東路に停車。ここからもかなりの乗車で、客がなだれ込んできます。降りようとしてる人がいましたが、乗客の流れに逆らうのは難しく苦戦。舌打ちもいくらか聞こえてきて、東京の混雑を思い出すほどでした。

路線全体でみても、この2駅からの乗車がかなり多かった印象です。いいかげん、全区間8両で直通させてもいいのではないかと思います。てか、しろ
→前述のとおり、通し運転が基本になりました。

続いて創新中路。ここからは乗車はかなり少ないが、ドア上に手を当てる人も。乗客はかなり多いが手元に多少余裕はある。無理矢理乗り込もうとする人はいない。そして、昼間の列車はドアが閉まってから発車まで時間がかかるんですが、それより乗客が多いにも関わらず、発車が速い…。

お次の唐鎮からもそこそこ乗るが、同数くらい降りました。前述しましたが朝はここ始発の列車もあり、それを待ってるのでしょうか?

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身動きが取れないほど混雑する車内

さて、東京をほうふつとさせるほどの乗客にもまれながら、広蘭路に到着。ホーム向かい側には始発の淞虹路行きが待ち構えています。しかし4両からの客を受けなかなかの混雑を見せていたため見送りました。続いて、唐鎮発の徐涇東行きが入線。いくらか降車する人の姿も見られました。これまた始発待ちでしょうか?いや、もちろん改札を出るひともいるのでしょうけれども。これも見送って、さらに次の始発淞虹路行きに乗車しました。行き先別に混雑に目立った違いは見られませんでした。整理員らしきオバサンがマイクで叫んでいたのが印象に残っています。

【広蘭路~世紀大道】

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乗車列車は4両の列車と接続待ちをするも、乗客が乗りきるのを待たずにドアを閉め、発車。車内は多少の余裕があります。

お次の金科路でも乗車は少数。駅ごとの乗客に大きなムラがあるなと思いました。東京は(路線によって多少差異はありますが)どの駅でもまんべんなく乗ってくる印象があるので、大きな違いかと思います。

張江高科でも降りる人がチラホラ。ここはハイテク産業の拠点があり、路面電車にも乗り換えられます。今回は乗れませんでしたが。

続いて、リニアやその他地下鉄線との乗換駅である、龍陽路。なんと、駅到着の手前で電車が停止しました。そして駅に到着すると。向かい側には唐鎮行きが停車中。ものすごい混雑…と思いきや、どうやらドア口に乗客がたまってるようです。いったん、龍陽路で降りてみることにします。

続いて徐涇東行が来ましたが、意外と空いてました。うまく乗客が分散されたのでしょうか?

徐涇東行きを見送り、淞虹路行きに乗車します。さっきより混雑ぎみですが、意外と空いてるのは時間のせいでしょうか?ちなみに、龍陽路時点で8時40分ころでした。

続いて世紀公園手前でもまたまた停止。とは言っても5秒くらいで発車しました。遅延しているのでしょうが、時刻表はあって無いようなものなので、乗客もあまり意識してないのかもしれません。

続いて上海科技館。乗客は少なめ。駅の手前で一瞬減速しました。

お次は、複数の地下鉄路線が交わる世紀大道ですが、この手前でも列車が停止。チャイムが鳴り、乗務員による肉声でのアナウンスが流れます。お待ちください的な意味でしょうか。そしてすぐ発車したのですが、速度は遅くノロノロ運転。そして再び停止&アナウンス。内容は変わらず、20秒ほど停車して再発車。そして、もうすぐ到着、とのアナウンスが流れ、世紀大道に到着。ホームにはかなりの乗客が並んでいるのが見えました。それどころか、階段にまでたくさんの人が並んでいます。停車中も若干怒鳴り気味のアナウンスが流れ、客が乗りこんでる途中で無理矢理ドアを閉めました。自分はドアとドアの間に逃げたので、身の回りに余裕がありました。 

【世紀大道~中山公園】

世紀大道の次は東昌路。停車してドアが開くと、ドアわきに立っている人がホームに降り、降車客に道を譲る光景が見られました。また、電話してる人がいました。中国では(というかアジアじゃ日本以外はおおかたそうなんですが)電車内でも電話するひとが多いのですが、朝は混雑からか全体的に電話する人は少ないです。また、乗客の多くがスマホに目をやっているのは、どの都市でも変わらない光景です。

続いて、上海タワーや東方明珠塔の最寄り駅であり、浦東開発区のオフィス街に位置する陸家嘴。ここでは案の定たくさん降りました。エスカレーターに長蛇の列ができているのが見えました。

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メモをとっていたのですが、疲れたのかこのあたりから段々適当になってきています。

南京東路。繁華街の駅で、降車が多い。

人民広場。市政府に近く、上海地下鉄の中心的な駅です。ここでは結構乗ってきますね。1本見送る人もいました。次の列車に乗れ的なアナウンスも流れました(たぶん)。

南京西路。ドア口に溜まる。

静安寺。ここまでくると虹橋空港方面からの列車が混雑しているのが見える。そちらもやはりドア口に人が溜まっている。

(陸家嘴~)人民広場あたりが双方からのピークと思われる。

江蘇路。11号線との乗り換え駅ですが、ここからすごく乗ってくる。理由はわからないが、やはり虹橋方面に行くのでしょうか?

その次が、中山公園。調査はここまで。降車は多くはない。みんなどこまでいくのだろうか。

1本あとの列車も見てみたが、若干空いてました。まあ、車両ごとのムラもあるのですが。

やはり、全体的に混雑のムラがあるように思えます。あまり混雑分散に力を入れてるわけではないようですね。ダイヤ上は、唐鎮~徐涇東と広蘭路~淞虹路の2系統を交互に運行しているようです。

というわけで、上海地下鉄2号線の通勤ラッシュについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。広蘭路からは割とすいており、東京の混雑路線よりは酷くないと感じましたが、川沙から人民広場までは45分とかなりの時間がかかり、”痛勤”であることは確実でしょう。とてもじゃないが私には耐えられないですね。

次回は、おなじく上海地下鉄の3・4号線を取り上げたいと思います。

おまけ

以下のブログ記事で、北京五輪・上海万博以前の混雑のひどさについて書かれています。興味ある方はご覧ください。動画は万博以降のものらしいですが。

www.youtube.com

bci.hatenablog.com

またもや誰得記事でしたが、お読みいただきありがとうございました。